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警察官採用試験ってどんな感じ?【元警察官の体験談】

採用試験

今回は、私が20年以上前に受験した警察官採用試験について、当時の体験を振り返ってみたいと思います。

試験内容は現在と一部異なる部分もあると思いますが、これから挑戦する方に少しでも参考になれば幸いです。

筆記試験(一次試験)

筆記試験については、正直あまり詳しく覚えていません。

ただ、私の場合はブックオフで手に入れた警察官試験対策の本を一冊勉強した程度でしたが、なんとか合格できました。

結局のところ、ここは気合で乗り切るしかないのかもしれません。

体力試験(二次試験)

多くの受験生が気にしているのは、むしろ体力試験かもしれません。

私が受けた試験では、以下の項目が課されました。

腕立て伏せ(笛の合図に合わせて一斉に)

腹筋(警察官が足を押さえてくれて、制限時間内に繰り返す)

競歩(体育館の中を周回するだけのシンプルな内容)

特に難しいことはなく、基本的な体力があれば十分対応できる印象でした。

また、印象的だったのは、パンツ一枚にされて体をチェックされたことです。

名目上は「身体機能に異常がないか」というものでしたが、実際は 刺青やピアスの有無を確認する目的 が大きかったのだと思います。

公務員としての適性を見られていたのでしょう。

面接試験(二次試験)

面接官はインテリ風の方で、特に圧迫的な雰囲気はありませんでした。

質問内容は、

志望理由

趣味

時事ネタ

といった基本的なものが大半。

コツといえば、とにかく ハキハキと堂々と答えること です。

ちなみに、私は志望理由を聞かれたときに「食いっぱぐれないと思ったから」と答えましたが、それでも合格しています。

面接で必要以上に構える必要はないと実感しました。

柔道・剣道の経験者枠?

これが公式に発表されているかは分かりませんが、採用期には必ず柔道や剣道の有段者が一定数いました。

経験者はやはり有利なのだと思います。

私はテニスしかやってこなかったので全く関係ありませんでしたが、それでも合格できたので安心してください。

結果通知と採用までの流れ

試験結果の通知が届いたのは12月、自宅に郵送で合格通知が届きました。

噂によると、本部に問い合わせれば結果を教えてくれるケースもあったそうです。

その後、数ヶ月後に本部から電話があり、採用時期について打診を受けました。

私はすぐに就職したかったので、そのまま春に警察学校へ入校する流れになりました。

まとめ

私が受けた当時の警察官採用試験は、筆記よりも体力や面接での印象が重要だったように感じます。

難しい特別な準備は必要ありません。

大切なのは、元気よく、堂々とした姿勢を見せること。

これから警察官を目指す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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